梅雨入り前も“寝苦しい夜”…電気代↑エアコンどうする?メーカーに聞く“節約方法”【もっと知りたい!】2023年6月8日

電気代節約

7日、北日本では、大気の状態が不安定になり、各地で天気が急変。青森県弘前市では、バケツの水をひっくり返したような激しい雨が降りました。

 北海道でもひょうが降るなど、大荒れの天気になりました。

 一方、朝、雨が上がった関東では気温が急上昇。7日、全国で最も暑かったのは群馬県で、桐生市で31.8℃、前橋市で31.3℃など、30℃以上の真夏日を記録した地点が続出しました。

 東京でも29.6℃まで気温が上昇。体育祭が行われていた東京・江戸川区の都立高校では21人が熱中症の症状を訴え、6人が病院に搬送されました。

 梅雨入り前の6月上旬で、すでにこの暑さです。

 40代:「(Q.どういう時に、暑さを感じます?)寝る時かな。子どもが結構、汗だくで寝てたりして。エアコンを積極的に使っています」

 30代:「最近ちょっと夜も暑いかなと感じるようになってきたので。窓をちょっと開けて、風通し良くしたりとか。小さい扇風機を当ててみたりとか」

 街の人が訴えるのは、夜の寝苦しさです。

■梅雨入り前も…“寝苦しい夜”

 しかし、今の時期、夜間の最低気温が25℃以上の「熱帯夜」とはなっていません。それにもかかわらず、寝苦しさを感じるのは「湿度」が関係しているといいます。

 奈良女子大学 工学部・久保博子教授:「80%、90%と高い湿度になると、やはり蒸し暑くて。汗が乾かないことがありますので、寝付けないことがあるかと思います」

 では、寝室の温度を何度くらいに保つのがいいのでしょうか?

 久保教授:「湿度は下げることが重要なんですけど、普通にエアコンを使ってると温度が下がるので、ある程度除湿ができるから。個人差あるのですけど、25℃〜28℃ぐらいの間かと思われます」

 向井小百合さんさんは、寝汗が原因で2歳の娘の首に「あせも」ができたため、2週間ほど前からエアコンを26℃〜27℃に設定して使っています。

 しかし気になるのが、高騰する電気代です。

 向井さん:「(エアコンは)子どもが寝るタイミングから、朝起きるまでつけてます。(電気代は)ちょっと怖いですね、金額を見るのが。つけないと眠れなかったり、体力も回復しないのかなという感じなので」

■電気代↑ エアコンどうする…?

 そこで、電気代を節約するための方法を大手空調メーカーに教えてもらいました。

 ダイキン工業 広報 重政周之さん:「身近でできることは、室内機の中のフィルターを2週間に1度程度掃除して頂きたい。それ以外には室外機ですね。室外機の周りの整理整頓をして頂きたい」

 また、エアコンのON・OFFを頻繁に行うと消費電力が増えるため、30分くらいの外出の場合はつけっぱなし。1、2時間の外出の場合は消すなど、メリハリをつけることが大切だということです。

 専門家は、夜寝る際にエアコンのタイマー機能を上手に使うことをすすめています。

 久保教授:「(寝て)最初のほうに深い睡眠があって、その深い睡眠を阻害しないためには、1時間半だと2回目の深い睡眠がうまく取れなくなってしまうので。3時間ぐらいのタイマーがいいと思います」

 そして、6日に南の海域で発生した台風3号。現在、徐々に列島へ北上しています。

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