2022年は年初から電気代が上昇中です。政府は電気料金の負担を軽減する新たな制度を検討中ですが、既に従量電灯という燃料費調整単価の上限がある電気プランがあります。これは燃料費調整単価に上限を設ける事で青天井で電気代が上がらない仕組みです。
自由化は素晴らしい事で、競争が最適な価格を作り上げるという従来の経済理論は、原油高・円安には通じません。規制された料金プランで恩恵を受けるのが現状のベストな選択です。ただこの上限を超えた燃料費は電力会社が負担しており、いつまで持ちこたえられるかは未定です。
東京電力の従量電灯Bの燃料費調整単価の上限は2022年10月時点で5.13円ですが、北海道電力→3.66円・東北電力→3.47円・中部電力→5.36円・北陸電力→1.77円と各地域電力毎に異なります。上限値が安価な地域電力会社管内の人には大きなメリットがあります。
今の電気代は自由化料金ではなく、規制料金に戻すのがベストな選択です。
●主夫と主婦の節約知恵袋というホームページの解説動画です。
https://setuyaku.chiebukuro.in/
●今回の動画の解説ページはこちら
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