…そう言えばお伝えするのを忘れていたのですが(初冬に言うべきだった)、我が家では冬の間、冷蔵庫をオフにしています。
今シーズンは忘れていて12月に入ってから切ったのですが、例年ですと11月中旬頃から翌年3月入る頃までオフにしていられるので、その年の寒さにもよれど大体三か月半から四か月もの間オフで大丈夫です。約三分の一年にもなりますから、なかなかの節約度ではないでしょうか。
我が家でのこの策は、何も電気代高騰が顕著になった今年急に始めたわけではなく、もう何年も前から。それをできるのも北国住まいの恵みであります。
酷寒期なんて冷蔵庫内より外、どころか暖房をつけていない部屋なら室内の方が気温低いくらいになりますから、それを利用して冬場は、普段使わない部屋やカンティーナ(地下貯蔵庫)を天然冷蔵庫として使っています。
(実際の食材保存部屋の様子、天然冷蔵庫その一、その二、その三と保存している物については動画をご覧ください)
もちろん、家族構成やお住まいの地域の気候により冷蔵庫オフまで実行するのは難しいご家庭の方がむしろ多いと思います。でもそこまでしないまでも、年に一回は冷蔵庫の断捨離…庫内を一度空にして掃除&中身の整理をする事で以下のようなメリットがあります。
1.食生活の見直し、買い物の見直しになり余計な買い物減につながるから、消費面での節約になる。
2.庫内が余裕を持った収納になる事で冷気循環効率が良くなり冷蔵庫の負荷が減るから電気代節約につながる。
…そういうわけで我が家では少なくとも年に一回、冷蔵庫の断捨離を行うわけですが、こんなに小さな冷蔵庫でも毎年必ず何かしら出てきます。
”あれ、これ何だったっけ食材”
”こんなの買ってたっけ食材” が…
そして毎年これを繰り返していくうちに、だんだんと自分の傾向が見えてきます。美味しそう、食べようと思って買うんだけど結局食べきれない食材、必要だけど少ししか使わないから小さいので良かったな、という食材等々(特にポン酢など味付け瓶モノ系)。
そんな傾向を知ることで、無駄な買い物が減るし、冷蔵庫内のスペースを無駄に長期間占拠する食材も減るので効率がいいですね。
また、冬場に食材を冷蔵庫ではなくテーブルなど平面に置いて保管しておく事で、常に目につきますから「あ、これそろそろ食べなきゃ」と意識づけになります。やはり目につくって大事だなとこの時思うのですが、冷蔵庫って何段も棚があって奥行きもあるので死角ができやすい。見えない→忘れる→数か月後再発見される、のループが起きがちな冷蔵庫の特徴でもあると思います。
もちろん冷蔵庫はとても便利。しかし同時に食材を永遠に新鮮に保つ魔法の箱ではありません。時折見直してあげて冷蔵庫にも深呼吸させてみてはいかがでしょう。
気持ちもスッキリするし、何より日々厳しさを増す電気代高騰に少しでも対抗できると思いますよ。
少しでもお役に立てば幸いです。
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