北海道でも”必需品”? エアコン最新情報 電気代高騰の夏へ動くなら「今」 エアコン稼働を抑える節約術も紹介! (23/05/04 19:30)

電気代節約

本格的に暑くなる前のこの時期に、エアコンの購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
 
 電気代の値上げが続く中、2023年のトレンドはやはり”省エネ”です。
 
 札幌・北区の家電量販店です。

 エアコンの購入を検討する人「エアコンがあるが20年以上使っている。今のは古いから結構電気代かかると思う。2022年、冷蔵庫を替えたらかなり違った。新しいタイプは省エネタイプになっていてありがたい」

 電気料金の大幅な値上げが予定されている2023年の夏、消費者が気になるのは「電気代」のようです。

 メーカー各社も、節電対策に力を入れた商品を展開しています。

 ヨドバシカメラ 関口雄大さん「こちらはダイキンのエアコンです。部屋の中の熱い空気を外に出して、エアコンで冷やした空気を中に入れることによって、より素早く部屋を冷やすことで、省エネ性能が高くなっている。ほかのメーカーと比べコンプレッサーが優れていて、その分省エネ性能が高くなっている」

 ヨドバシカメラ 関口雄大さん「パナソニックの機種。エアコンのフィルターにほこりがたまってしまうと不潔なのはもちろん、空気が通りにくくなるので電気代が余計にかかってしまうことになる。手入れを自動でやってくれるうえに、ごみ捨てまでエアコンのほうがやってくれるので、楽に省エネができる機種」

 ヨドバシカメラ 関口雄大さん「三菱電機の機種は、エアコンのセンサーの性能が優れた機種が多い。部屋の温度だけではなく床とか壁や天井に温度も測ってくるのでより正確な温度の調整ができる。エアコンに自動運転という形で温度調節を任せることによって、冷やしすぎなどを防ぎつつ、より快適に省エネに運転することができる」

 エアコンを購入する際に気をつけたいのは、在庫や取り付け工事の確認です。

 ヨドバシカメラ 関口雄大さん「どうしても暑くなってから買いに来る方もいるが、そのころには工事業者の空き状況も在庫もかなり厳しくなってくる。例年5月以内に工事手続きなどもまとめて終わらせてくれれば、間に合わないということはない」

 さらに省エネの工夫を専門家にききました。

 札幌市立大学 齊藤雅也教授「ポイントとしては窓ガラスの外側に可能な限り、すだれや植栽などで影を作ること」

 部屋に入り込んだ光は熱に変わり、車の中と同じように室内は高温になってしまいます。
 
 しかし、窓の外や二重窓の間などにすだれなどを設置し光を入れないことで、エアコンの負担が減少。

 条件次第では電気料金は半分程度に抑えられるといいます。 
 
 すだれなどがつけられない場合はこんな方法も。

 札幌市立大学 齊藤雅也教授「朝と夕方、特に日が当たってない時間に、冷たい空気を中に換気して入れておくこと。日差しが入ってくる前に閉じてその冷気をできるだけキープするような形で過ごすと、極端な温度上昇にはならないようになる」

 5月4日、札幌では最高気温24.1℃を観測しました。
 
 2023年の夏、北海道内の気温はどうなるのでしょうか。最新予報をUHBの吉井庸二 気象予報士に聞きました。

 吉井庸二気象予報士「2023年の夏は4年連続で猛暑となる可能性がある。夏の前半、太平洋高気圧の西への張り出しが、少し弱くなる予想に。そのため高気圧の周りをまわる蒸し暑い空気が北海道にも流れ込みやすくなりそう。ポイントは北海道付近は2023年は暑くなるのが早くなりそう。特に6月は高温傾向の予想。さらに湿度が高く北海道らくしくない蒸し暑い日が多くなる可能性がある」

 2023年の夏、快適に過ごしたい方や電気代を抑えたいという方は早めの行動がおすすめです。

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